ジューサーを購入する前に
アメリカでも日本でも、ジューサーにはいろいろなタイプがあり、それぞれの目的によって金銭面でもピンきりのようです。まず購入する前に、抑えておくポイントを書いておきます。私個人の意見もいれてありますので、その通りにしなくても各自の好みで購入していただいて結構です。
まずは、低速ジューサーと高速ジューサーとの違いを分かりやすく書きます。
そのほかに知っておきたいことをあげておきます。
品質保証
日本にいる方には日本のジューサーを購入するのがお勧めです。なぜなら普通ジューサーには保証がついていて、何か故障があったときにすぐに対応してもらえるからです。期間はそれぞれ1年から長いもので10年。必ず保証期間の長さを調べてから購入してください。メーカーによっては、モーターだけは10年の保証がつくが、そのほかの小さいパーツの保証は1年だけ、というところもあるようです。オンラインリビューでどのような保証があるのか、壊れた際の会社の対応はどうか、など調べることも大事だと思います。
投入口
投入口が広いほうが野菜を丸ごと入れることができて便利です。狭い投入口のジューサーはそれなりに、空気に触れにくい、やわらかい葉ものの野菜が無駄なしに搾れる、など利点もありますが、にんじんやトマトなど、ジュースにする前に小さく切らなくてはならないので、せっかく便利なジュース作りも手間がかかって大変です。
うちの母はとても高級なジューサーを買いましたが、投入口が狭いので野菜を小さく切らなければならず、毎朝ジュース作りに20分以上かかっています。でも確かに削りカスは少ないし、葉ものもちゃんと絞れているみたい。やはり性能は良いようです。
一方私のジューサーは投入口が広いもので、5分もかからずにジュースを作って飲むことができます。短い時間で調理できるほうが、ラクチンでジュース生活を長続きさせることにつながるのでは、とも考えます。ただ、やわらかい葉ものが最後までうまく絞れないのが欠点。削りかすも少々荒いような気がします。 毎日のジュース作りで、野菜カスが多いと、そこでコストもかかってきます。
投入口が広くて、葉ものもちゃんと無駄なく絞れるタイプがあれば、理想ですね。
速さ
酵素が壊れないようにするため、と、ゆっくり絞るタイプの低速ジューサーもありますが、毎日のジュース作りが億劫にならないか、と心配される方もいるかもしれません。上に列挙したように、低速タイプと高速タイプでは欠点と利点もそれぞれにあり、その人のパーソナリティーに合わせて購入を考えたほうが無難かもしれません。
てっとり早く絞りたい人は高速ジューサーを。時間はかかってかまわない、とにかく野菜カスをできるだけ少なくしたい、という人は低速ジューサーを。
アメリカにあるジューサーの大手メーカー、BREVILLEによると、彼らの高速ジューサーでもモータの温度の上昇を抑えてあるため、酵素やその他栄養分の壊れは少ないと書かれてあります。また、スイッチひとつで、絞る野菜や果物の硬さによってスピードを変えることができるジューサーも売っているようです。
カスの排出口
中にカスがたまっていくタイプのジューサーよりも、外に排出口があってそのカス専用の容器をはずしてポン、と捨てられるタイプのほうが便利です。カスが溜まる容器のところにポリ袋をいれておけば後片付けも簡単です。
値段
安いもので大体1万円前後。高いものになると、4~5万のものもあります。
さて、どう違うの?
もちろんメーカーによってもさまざまですが、安いものは搾りかすが多かったり、雑に絞られていたり、ジューサーの刃が弱い為に果実の種を入れないように気をつけなければならなかったりします。なので、りんごは種の部分をとったり、パイナップルは皮を剥いたりする下準備が必要です。
毎日ジュース作りする上で、ちゃんと野菜が最後まで削れていなかったりすると、せっかくジューサーで安いのを購入したとしても、結局毎日の野菜代で高くついてしまいます。もったいないです。
高くていいジューサーだと、刃が強いので、丸ごとりんごが入れられたり、パイナップルを皮付きでいれても大丈夫だったりします。栄養は皮と身の間にあることが多いので、皮ごと削れるタイプはやはり魅力的ですね。また、高速、低速、と使い分けられるタイプもあって、硬いものは高速で絞り、柔らかい葉の野菜は低速で、などと使い分けられるタイプもあります。
ただ、お値段も高いのでそこは皆様の判断にお任せします。私たちは安いBrevilleのものを購入して、始めの1年は満足にプチジュース生活を楽しむことができました。Brevilleはいいメーカーです。今はだんだん欲がでてきて、やはり高級なものがほしくなっている今日この頃。 毎日するジュースですから、今度買い換えるときは強力で野菜カスの少ない4~5万のジューサーを買いたい、と考えています。
みなさん、ジューサーも決まっていよいよ始めてのジュース生活。準備はいかがですか?
プチジュース生活から始める人、リブートプログラムをしようと考えている人、それぞれの目標達成を応援いたします!