質問コーナー
Q.子供にはジュース生活をお勧めしますか?
はい、ジュースをサプリメント的に少しだけ、与えるといいと思います。(リブートプログラムは成長が完了した大人だけを対象としています。子供には向きませんのでご了承ください。)
小さいお子様にはジュースを時々あげると喜んで飲むと思います。うちでは1歳半の息子がいつもジュース作り担当で、自分で作った後はジュースをゴクゴク飲むときもあれば、ぜんぜん飲まないときもあります。 飲まないときはそれでオッケー。私が代わりに飲みます。苦いジュースを避け、りんごなどの果実を多めにした甘い味付けにすると飲みやすいです。
ただ、毎日子供に絶対に飲ませよう、と無理強いはしないでください。あくまでも楽しく、ジュース生活をするように心がけてください。子供にはあくまでも理想の食事を基本として野菜が多めの食事を作ってあげてくださいね。
Q.妊婦、授乳中の女性にはジュース生活をお勧めしますか?
もちろんです!(リブートプログラムはお勧めいたしません。)
ジュースを一日1回飲みつつ、理想の食事を基本として、野菜中心の食事をするようにしてください。たんぱく質はなるべく肉類よりも豆類から。魚を食べる場合はサーモンや白身魚を食べるようにし、水銀量の多いマグロやカジキなどの大きめな魚は食べないようにしてください。 炭水化物はなるべく白いものを避け、玄米や全粒粉のパンやパスタに代えるようにしてください。
ジュースを飲むことで、母体を通し、ビタミン、酵素、ミネラルが一杯赤ちゃんにいきわたるといいですね!
Q.私は激しいスポーツをします。理想の食事のサイトに肉を食べないほうがいいと書いてありますが、たんぱく質補給の為に、本当に肉を食べなくてもいいのでしょうか。
はい、激しいスポーツをする方にも、動物の肉はお勧めできません。
動物の肉を食べることにより、コレステロールが増え、癌や心臓病になるということは皆さんもご存知だと思います。しかし、なぜたんぱく質=肉、エネルギー=肉、のイメージが消えないのでしょうか。
私の友人には、風邪をひいたり、元気が出ないときは焼肉へ!という人がいます。そのような人はしばらく体にほとばしるようなエネルギーを感じたことのない人でしょう。もう自分の腸が鈍くなっている恐れのある人で、このようは人はどこか体の調子がおかしくてもなかなか感じにくい体になっています。(このような人こそリブートプログラムでちゃんとした体に戻していただきたい方です。)
リブートをしてちゃんとした体に戻った人には、肉を食べたときにいかに体が重たく感じるか、敏感に感じ取ることができます。
アメリカでも日本でも、癌や心臓病の手術を担当する外科医は肉食が病気を作る一因であることを確信しています。一年に何千人という人の体にメスを入れ、増え続けるコレステロールや癌細胞を取り除いています。
しかし外科医の中には がん患者の半数が5年以内に再発で亡くなったりする状況を体験し、西洋医学だけでは患者を救うことはできないと感じているといいます。そこで食事療法がでてくるのですが、済陽高穂さんの著、”今あるがんに勝つジュース”ではフレッシュジュースを毎日2リットル以上飲むことを中心とした癌の食事療法を提案、実行し、素晴らしい功績を挙げていらっしゃいます。
今すぐにすべての動物性たんぱく質を断って、ベジタリアンになれ、と言っているのではありません。選択性がある場合は、なるべく肉類(特に4本足の動物)は食べないように少しずつ変えていきましょう。鶏肉は二本足。どうしても動物性の物、とおっしゃるのであれば鶏肉の胸部分や魚を食べるようにしてください。
さて、激しいスポーツをする方、ジュースを飲んで、肉類をあまり食べないようにした時と、肉類の多い生活のときと、どちらが自分のスポーツの成績がいいか、比べてみてください。誰かが科学的にナンヤカンヤいうよりも、ご自身で経験なさったほうがはっきりします。
うちの主人はかつて海軍(MAVY)のSEALチームに所属していた、今でもムキムキのスポーツマンで、昔は肉やジャンクフードも沢山食べていたそう。でも、肉の入った食事をしていた時と、ジュース生活に入ってからの肉がほとんどなしの状態の運動の成績は見事、後者のほうが勝っていたそうです。
うちの夫が毎週火曜日に行うクロスフィットウォークアウトでは、年齢を問わずに現役海軍、陸軍、消防士などが競争しながらクロスフィットの運動をするのですが、いつも2,3番しかとれなかったうちの主人。そりゃ若い人と比べれば、負けるでしょう…なんて思っていたのですが、ジュースを沢山飲んで動物の肉を食べなかったときは見事1位に。しかもぎりぎり1位ではなく、ダントツだったといいます。それが2,3週間続けて1位を確保しつづけたときは自分自身びっくりしたと言います。
スポーツマンの皆様、一度肉なし生活とジュース生活を併用して試してみてください。
尚、甲田光雄さんの著「長生きしたければ朝食を抜きなさい」では、動物性たんぱく質をとらない人も血中のたんぱく質は基準を満たしており、菜食にして食品からたんぱく質をほとんど摂取しなくても、体内でアミノ酸が合成され、筋肉がつくと記されています。”しかも肉食よりも柔軟性とスタミナに富む筋肉ができる”そうです。
あともうもうひとつ。
よくダイエット商品の宣伝などで、スポーツ選手にはタンパク質を!とばかりに、プロテインバーなどをいっぱい売っていますね。わたしも、なぜスポーツ、イコール、プロテイン(たんぱく質)なんだろう、と考えてきました。ええ、宣伝されているだけなんです。根拠はあまりないんです。たんぱく質を採りすぎると、かえって病気になる元です。
70%ウォーターリッチフードをこころがけている人は、たんぱく質をあまり頑張って採る必要はありません。信じられないことかもしれませんが、生の野菜や果物には、その中にすでに良質のたんぱく質が入っているのです。それぞれの野菜や果物の栄養素表はこちらです。 更に、ナッツや豆類の中にたんぱく質は豊富に含まれています。日本で昔から馴染みのある大豆や納豆を食べてもいいし、ちょっと冒険してキノアなど新しい食材を試してみても面白いでしょう。毎日の生活の中で、なるべくこのようなところからたんぱく質を採るようにしてください。 ”FORKS OVER KNIVES”(ナイフよりもフォークを)というアメリカの映画では 動物性食品を避けてWHOLEFOODS(ホールフーズ:菜食)を心がけるように、と強いメッセージを出しています。お勧めの映画ですが、今現在日本語版がないのでお見せできなくて残念です。
激しいスポーツをする方は燃焼するカロリーを補うために、70%のWRFのバランスをなるべく壊さないようにしながら、良質のたんぱく質と炭水化物を多く採るといいでしょう。
Q 体重計は頻繁に乗らないほうがいいのですか?
JEMでは、体重計に頻繁に乗ることをお勧めしません。
体重は500グラムから1キロなど、食事や運動量によって頻繁にアップダウンするもので、その少量の変化に一喜一憂したりすると疲れるものです。また、体内の脂肪が減って、筋肉質になるときも体重の減り方は変わります。
また、この食事を食べた後は体重が増えた、など食事をするときにストレスに感じたりします。
肥満改善が目的でリブート生活をされる方は、リブート生活を始めて1週間はぐっと体重が減って体重計に乗るのも楽しいものですが、その後は体重の減り方がゆっくりになります。体重減少だけに気持ちを集中してしまってはいけません。目標は健康になること。体重減少ではないのです。
肥満改善が目的の方でも頻繁に体重計に乗らないようにしてください。かえって、1週間に1回、また1ヶ月に1~2回、とかでもかまいません。リラックスして楽しくリブートをしてください。
人は少し太ると、自分で感じることができます。鏡や体重計がなくても分かるものです。あ、かがむとお腹がつかえる…。とか、下を向くと二重あごに…。とか、そういうことでいいのです。
そういう感覚を持ちながらリブート生活をしていくと、あ、体が軽くなってきた、腕がかたくなってきて筋肉がついてきたみたい、と少しの体の変化に敏感になり、楽しくなってきます。 一番大事なのは、道具を使わずに、自分で体の変化を敏感に感じ取ることです。
Q.奈美さんに質問したい場合は?
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